花埋み

フラワーアティスト小川梨沙さんとのプロジェクト。

僕が考える、心をもつ生命体としての『人間の美しさ』と、小川梨沙の尋常ではない『植物への想い』。生い立ちも仕事のスタンスも何もかも違う二人が、試行錯誤を繰り返しているのがこの企画。

Hanauzumi(=花埋み)
ご存知の方も多いと思いますが、渡辺淳一氏による小説『花埋み』から取っています。
日本で初めて医師となる女性、荻野吟子の波乱の人生を描いた物語なのですが、実は荻野吟子さんは僕と同じ誕生日なのです。そして「荻野」はフラワーの小川さんの旧姓であることが発覚。
そんなどうでも良い理由?で決まりました。

埋めるという字は、不足しているものを補ったり、平らにする意味。
お花と絡めると、埋葬という言葉、死のイメージが浮かびます。
華やかな側面だけ見るのではなく、死や老いを含めた生命の美しさ、そして人間の痛みを伴う情景を表現したいので『花埋み』という名前は結果的にすべてを繋げてくれるのだと思っています。

これからも試作を繰り返しながら前進していきます。
是非フォローして応援してくださると嬉しいです。
(下記リンクから他の作品も見れます)

ART Hanauzumi
Website: https://hanauzumi.art/
Instagram: https://www.instagram.com/art_hanauzumi/
Facebook: https://www.facebook.com/hanauzumi/

Profile

富永 秀和のアバター 富永 秀和 Photographer

1983年福岡生まれ。グラフィックデザイナーから転身した職業フォトグラファー。2013年に中古購入した中判デジタルでその表現力の虜となる。福岡のシェアスタジオで経験を積み2022年に上京。
40歳で総合格闘技(MMA)入門。