シノゴ、幻の一枚。

Portrait
タチハラの4×5カメラを手に入れてから、
とにかくカメラを使いたくてしかたがない!!
と、社内の女性に協力してもらい撮影。

会議室の机と椅子をはしに寄せて三脚を立てカメラをセットしたら、
シャッターを開放にして冠布をかぶりピント合わせ(いつもアオリは完全無視)。
EOS用のスピードライト430EXを傘バンでシンクロさせ、
30分かけてやっと撮った1枚がコレ!
<F8 1/60 ISO400>

見よ、この解像力!
……な~んて言いたいところだけど(バレバレ?)

実はこの写真、写っている女性のカメラ「GX200」での試し撮り。
(ストロボに慣れていない僕には試し撮りが必要でした)

なんと実際に上がってきたフィルムは真っ黒!
露光オーバーで、まったく、な~んにも写っていなかったのです(泣)

今回は試し撮りで救われたカタチですが(がんばったモデルさんに感謝)
4×5をデジカメで試し撮りするのってナンセンスな気がして、
できればやりたくない……。

こんなんで自家現像始めるだなんて大丈夫か?? と自分でも思うけど
それでもめげずに撮りつづけるのが僕の取り柄!

まともに撮れる日はいつやってくるのか!?
というわけで、モデル募集中です!!
(但し、何も写っていない覚悟ができる方に限ります)

Profile

富永 秀和のアバター 富永 秀和 Photographer

1983年福岡生まれ。グラフィックデザイナーから転身した職業フォトグラファー。2013年に中古購入した中判デジタルでその表現力の虜となる。福岡のシェアスタジオで経験を積み2022年に上京。
40歳で総合格闘技(MMA)入門。