カッコイイ写真を撮るとか、可愛く撮るとか、色々とあるけれど。
記念写真が写真の原点だと思う。
「記録性」という写真最大の特長。
どんなに優秀なカメラマンであっても、昨日の写真は今日撮れないし
1週間後の写真はそのときにしか撮れないわけで。
大小を問わず、倖せはどこかから「やってくる」ものではなく「見つける」ものだ。
これに気づく手段(思い出す手段)として、写真は他のメディアよりリニアで圧倒的な力を持っている。
僕はなんてことのない写真が好きだ。
そして、求める「写真の質量」は、撮りつづけることでしか
得られないものだという確信がある。
(写真は2010年9月)