街には無数の「思い通りにならなかった人生」が歩いているわけだけど、その背中には、挫折のおかげで得られたかもしれない小さな幸せだったり、大切な縁だったり、家族だったり、今の仕事へのプライドだったりも含まれていて。
他人のそういった一部分だけでも尊重できれば(その想像力があれば)、この国はもう少し豊かになるのかもしれない。
多様性とは自分と反対の価値観に、その権利を認めること。
一度こだわりを捨て、自分の視点を変えるだけで、もっと世の中は楽しめる。
自分が作品で表現したいのは、正直これだけのことだったりする。