人様の楽しみを批判するつもりはないのですが、
個人的に「スーパームーンだから撮る」みたいなのは好きじゃないのです。
普段は見向きもしないのに、都合のいいときだけきゃっきゃ盛り上がって撮ったら次の日には忘れてしまうんだろ(なんて思ってしまう)
それのアンチテーゼとして、毎朝の定点観測を続けているというのが実感としてあります。
この定点観測も、つい先日1000回を超えました。
普段は風景写真を撮らない僕。朝は超絶に苦手です。毎日眠くてやりたくない。定点観測を寝過ごして焦る夢まで見る。しかし眠い目をこすりながら外に出ると、目が覚めるような朝焼けに圧倒されるときが(ときどきは)ある。
「キレイ」だから撮るのではなく、毎日同じように向き合うことで見えてくる景色。
物事のきらびやかな部分だけを見ていたくない。
写真を「撮る」動機を他人の決めた要素に委ねたくない。
美や福音は、日常の中から自分で見つけるもの(だと思っている)。
もちろんこれは単なる個人的な思いであって、
それぞれが好きなように、思うがままに行動すればいい。
もっと自由に、もっと覚悟を持って。