古いキヤノンのレンズ(35mm F1.5)で試し撮り。
1958年当時「世界で最も明るい35mm」だったレンズだ。
(前玉に傷があるため安く手に入った)
思っていたよりもしっかり写る印象だけど、
絞りF1.5~F2、F2~F2.8で驚くほど描写が変化する。
その描写はライカの初代ズミルックスに似ているらしい。
欠点も多いが独特の柔らかさがあり、
それを好ましいと感じる自分がいる。
ヘリコイドの回転角が大きく(しかもfeet表示)
速写性には難があるのだけれど、もっと使いたくなる不思議レンズだ。
なにより、F1.5という数字が好き。