GWだというのに、ここ1週間は精神的な負担が多かった。
写真を撮るという行為はそれを緩和させてくれるが、
決して負担の根源を断つものではない。
小学生のころ「将来の夢」というタイトルで作文を書かされたのを思い出す。
なんと書いたのか今でもちゃんと憶えているけれど、
幸か不幸か、今の夢はそのどれとも違っている。
(ちなみに中学卒業時には「偉大になる」と書いた…笑)
つかみ取るとか、求める、というのとは少し違う。
かつての自分からすれば、取るに足らない平凡な夢だ。
なのに、どう表現しても安っぽくなってしまうのは、近づいていない証拠だろう。
人の夢と書いて「儚い(はかない)」と読む。
終わりなき日常を生きろ、と言ったのは宮台真司だったか。
時間は夢を裏切らない〜(後略)は松本零士。
無垢な瞳でカメラを見つめる姪っ子。
あと5年くらいしたら「将来の夢」を聞いてみよう。
すべてはまだ混沌の中に。