訃報


 
先週25日に、妹宅で長年飼っていたネコが死んだ。

昨年末に「タッちゃんがあぶない」と連絡があり、
年明けの3日に会いに行くと、1週間何も食べていない割には、ずっと楽そうに見えた。
獣医さんも「持ち直すでしょう」と言っていたらしいから、また会えると思い
その日お別れは言わなかった。

ただ、頭を撫でると綿のように全身が揺れた。
 
 
妹が小学生の頃から飼っていたというから、18歳位にはなるはずだ。
姪っ子(妹の子ども)たちは2歳半と1歳半なので、きっとすごいスピードで忘れてしまうことだろう。
(その日、1枚だけ撮っていたのが上の写真)

動物はもちろん、死を意識するたびに写真の持つ本質的な意味を考えるし、
時間は有効に使わねばならないと思う。やりたいことを実行しているかどうか。

忙しいという字は、心を亡くすと書く。
最近は常に車酔いしているような、慢性的な頭痛と吐き気がある。
どう考えても大したことはないハズなのに、いくら寝ても疲れは溜まるばかり。

簡単な話だ。やり方を変えればいい。
元々の能力を買いかぶる気もないけれど、あらゆる面で集中力を欠いている。
何一つ楽しめていない。

 

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

Photographer

富永 秀和のアバター 富永 秀和 Photographer

1983年福岡生まれ。グラフィックデザイナーから転身した職業フォトグラファー。2013年に中古購入した中判デジタルでその表現力の虜となる。福岡のシェアスタジオで経験を積み2022年に上京。
40歳で総合格闘技(MMA)入門。